盲養護老人ホーム松月園です。
コロナ禍でご家族と会えない日々が続いておりましたが、ようやく面会制限が緩和され、短い時間ではありますが、できるようになりました。
生活相談員として、面会希望のご相談を受けては、もう少し、あと少しと、ご利用者さまにお伝え続ける日々にようやく終止符を打つことが出来ました。
本日は、ご主人とご対面いただけたご利用者さまのご様子をご報告させていただきます。
おそらく、ご相談いただいた回数はご利用者さまのなかで一番多かったように思います。ご主人の健康状態が気になっておられて、会いたいお気持ちが痛いほど伝わってくるのですが、コロナが相手ではどうしようもできません。ご利用者さまにご事情をお話してもなお
『しょうがないね、、。けどなんとかならんとですか?』とおっしゃいます。
『ほんとうに、すみません。どうしようもないんです。申し訳ありません。』と何度もこのやりとりを繰り返しました。
ですので、面会が決まったとき、職員の私まで嬉しくて嬉しくてたまりませんでした。
ほんとうにお二人が会えてよかった。
素敵な笑顔です。夫婦が普通に会うことすら困難な状況に再びならないよう、しっかりコロナ対策を続けていきます。