盲養護老人ホーム、特別養護老人ホームの入所について、
入所条件や費用、お申し込み方法、利用までの流れをご案内します。
入所案内
入所条件・費用
盲養護老人ホーム
対象者
■ 概ね65歳以上の方。65歳未満の方でも、特に必要があると認められる方
※ 60歳未満の方で、次のいずれかに該当する場合は、老人ホームへの入所措置を受けることが出来ます。
(1)老衰が著しく、かつ、生活保護に定める救護施設への入所要件を満たしているが、救護施設に余力がないため、これに入所することが出来ないとき。
(2)初老期認知症に該当するとき。
(3)配偶者(60歳以上のものに限る)が老人ホームの入所の措置を受ける場合であって、かつ、そのもの自身が老人ホームへの入所基準に該当するとき。
入所条件
■ 環境上の理由及び経済的理由により居宅において養護を受けることが困難な方
※ 環境上の理由については、次表Aに該当し、かつB・Cのいずれかの事項に該当すること
事項 | 基準 |
---|---|
A 健康状態 | ・入院加療を要する状態でないこと ・感染性疾患を有し、他の入居者に感染させる恐れがないこと |
B 家族の状況 | ・家族または家族以外の同居者のとの同居の継続が高齢者の心身を著しく害すると認められること |
C 住居の状況 | ・住居がないかまたは、住居があってもそれが狭あいである等環境が劣悪な状態にあるため、高齢者の心身を著しく害すると認められること |
※ 経済的事情については、次のいずれかに該当すること(老人福祉法施行令第6条)
(1)対象となる高齢者の属する世帯が生活保護法による保護をうけていること。
(2)対象となる高齢者及び高齢者の属する世帯の生計中心者が地方税法に規定する市町村民税の所得割を課税されていないこと。
(3)災害その他の事情により、対象となる高齢者の属する世帯の生活の状況が困窮していると認められること。
■ 養護老人ホームは、介護保険施設ではありません。そのため身体状況としてある程度は身の回りのことは自分で出来る方が対象であり、常時介護を要する方は対象となりません。
■ 視覚障害がある方
費用
入所者本人及び扶養義務者の所得に応じた費用負担
入所申し込み方法
盲養護老人ホーム
お申し込み先は、居住地の福祉事務所です。
入所についての相談や見学などは松月園でいつでも受け付けていますので、お気軽にご相談ください。
特別養護老人ホーム
直接、松月園へお申し込みください。
ショートステイのご利用
松月園に直接お申し込みいただくか、もしくはお近くの居宅介護支援事務所(ケアプラン作成事務所)でのお申し込みとなります。
入所のお申し込み・ご相談・ご見学は下記のリンク先フォームよりお申込みいただけます。
お電話での問い合わせ、
お申し込みも受け付けております。
入所の流れ
ご相談・お問い合わせ
担当の介護支援専門員を通して、または施設へ直接お問い合わせください。施設内の見学等も受け付けておりますので、お気軽にお申し付けください
入所申込み
入所申込書へ記入後、必要書類を添付しできるだけ入所希望者のご家族が直接施設へご持参下さい。
*入所申し込みされるご本人様の事でお伺いすることもありますので、状況を把握されている方が望ましいです。また、ご持参出来ない場合は、郵送でも構いません。
入所受け付け
入所申込書に記入漏れがないことを確認したのち、入所申込み受付完了となります。
また、内容に関して聞き取りをさせていただく場合がございますので、ご協力の程よろしくお願いいたします。
*申込書の登録は4月と10月の年2回になります。
待機
入所ガイドライン(入所に係る指針)に基づいて、入所判定委員会にて入所の優先度の高い方から優先して入所順位が決定します。入所待機中に、要介護度や申込内容の変更がございましたら、担当者まで必ずご連絡ください。
また、定期的にご本人様、家族様の状況にお変わりがないか、確認の電話を掛けさせていただく事がありますので、ご協力の程よろしくお願いいたします。
入所前面談
入所が近くなりましたら担当者よりご連絡させていただきます。入所の意思や入所希望者の身体の状態等の確認をさせていただきます。また、病院等に入院している場合等、施設の担当者が直接本人と面談をさせていただく場合がありますので、ご協力の程よろしくお願いいたします。
入所決定・契約
入所決定後、入所日の調整を行います。契約書、重要事項説明後、同意の上ご契約いただきます。
入所当日
入所日時はご家族と相談し決定いたします。入所時に送迎が必要な場合は、ご相談ください。
入所後に預かり物品等の確認をさせていただきます。
タンス等への荷物の搬入はご家族でお願いします。
*上記内容に関して、感染症等流行期などは職員で代行する場合がございますので、ご了承ください。
入所時必要品
日用品や衣類
●衣類 ※季節ごとに入れ替えをお願いします。
〇普段着 ※日中活動する時に着る衣類
・上着 5~6枚
・ズボン 5~6枚
・肌着 5~6枚
・靴下 5~6組
〇寝衣着 ※就寝する時に着る衣類□ パジャマ 1~2組
・バスタオル 3 枚
●整容用具
・歯ブラシ 1本 □ 入れ歯容器 1個
・マグカップ 1~2個 ※できれば割れにくい物が望ましいです。
・ひげそり(男性)など 1個 ※ひげそりは電気式が望ましいです。
●靴
・上履き 1足 ※リハビリシューズなどでも結構です。
●日用品
・ボックスティッシュ ※個室内で使用する分は持ち込みです。
※日用品・衣類・下着・パジャマ・タオルなどには名前(フルネーム)をご記入ください。★
そのほか、次のようなものを必要に応じてご用意ください
★ なお、不安定な家具などは、転倒のリスクが伴いますのでご遠慮ください。
●家具(整理だんす・机・いすなど) ※家具は備え付けのものがあります。
●雑貨(写真・置時計・居室の装飾品など)
●電化製品(テレビ・ラジオなど)
●衣装ケース(必要に応じて雑貨などを収納できるような物をご用意ください)
●そのほか日用品
●持ち込み頂けない物
〇 刃物(ハサミやカッター、ぺーパーナイフなど)
〇 貴重品(現金、宝石など) 証書など
●各種保険証(介護保険証・後期高齢者医療保険証など)
●診療情報提供書(紹介状)※共通健康診断書とは別のものです。
●服薬(約2週間分程度)
●実費お預かり金等
*上記に関しては、必ずしも全て用意が必要なものではありません。ご不明な点に関しましては、お気軽にご相談ください。